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松花堂弁当

江戸時代初期の松花堂昭乗が道具箱として愛用していたものを、昭和に入ってから「吉兆」の創始者である湯木貞一がヒントを得て、弁当の器にすることを思いついた。
十字形の仕切りがあることで、互いに味や匂いが移らないと考えたためである。


料理と漆器の扱いかたの勉強をするのにはとても良い道具と言えます。
西洋料理や諸外国の料理に押され気味で、日本料理、食器の文化を伝える教材としても利用価値が高く、漆器への親しみをこの授業で感じで頂いています。
料理はご飯と季節の数種類の料理を詰め合わせる事、器の松花堂は扱い方が主な勉強になります。


ベークライトに比べれば扱いは多少面倒ですが、手順を守れば長く使え楽しめますし多少の傷などは修復可能ですので、初めはお碗、箸など身近なものから使い増やしていくと楽しめると思います。
高価な食器で食事をしていますと疎かに扱わなくなるので、自然にたち振る舞いが良くなり行儀作法が身につくと云う論法なのです。


扱い方は塗りが落ちないように気遣い、極端な乾燥、湿度にさらさない事と保管がポイントです。
洗うときはぬるま湯で柔らかいスポンジで中性洗剤を使って洗っても良い、次にすすいで洗剤を落とし水切りする。(長い時間水につけ置きは良くない)
水切りした器を柔らかい布巾で水気をとります。次に乾いたガーゼか柔らかい布巾で3回程ふいて水を残さないようにします。
電子レンジ、オーブン、蒸し器で調理しない事、冷蔵庫は乾燥しますので入れない事。
長く使わない時には柔らかい紙か布でくるんで箱に入れて保存すると湿気から守ることが出来ます。


漆器はもともと耐久性がある製品ですから、特別な日に使う物以外は毎日使った方があじが出て手に馴染み自分の器になります。
艶が無くなってきたら、カット綿に菜種油を少しつけて表面全体をふいて、柔らかい布で油のくもりををふき取るようにすると光沢が出ます。

投稿者 yamacyan : 2007年05月27日 18:09




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