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トレーサビリティ
traceability(生産履歴の追跡)
Trace(追跡する)とAbility(できる)の合成語で、製品の生産から加工、流通まで、あらゆる段階で逐一記録を残していくことで、個々の製品の行き先を把握したり、遡って出どころを確認したりできるようにすること。
もともとは工業製品などの商品の履歴、所在を追跡する方法の概念で、民間の自主的な品質管理規格である国際標準化機構(ISO 9000)により「記録物によって、その履歴、転用または所在を追求できる能力」と定義されている。
鳥インフルエンザやBSEなどの問題や、「遺伝子組み換え作物」の登場によって、食の安全性が急速に高まり、トレーサビリティが訴えられるようになった。
流通経路が確実に記録されていなければ、問題が発生した際に、原因が突き止められず問題が広範囲に広がる恐れがあるからだ。
牛肉に関しては、「牛肉トレーサビリティ法」が2003年6月に制定された。
国産牛の安全性を確保するねらいで制定された法律で、出生段階で10ケタの個体識別番号をつけ、品種、生年月日、生育地、処理の年月日などを記録することが義務付けられた。2004年12月からは、流通業者や小売・外食店も番号表示義務があり、消費者は「家畜改良センター」のホームページにアクセスしてラベルやプライスカードなどに記された個体識別番号を入力すれば、その生産履歴などがわかる仕組み。
7月26日、香川県丸亀市の学校給食に牛肉を納入する精肉店が卸し業者から国産牛の個体識別証明がついた豪州産牛肉を仕入れ、昨年12月から今年1月にかけて、計1トン余りを丸亀市学校給食会に納めて差額を儲けようとした事件が発覚した。
食の安全が高まる中でも事件が後を絶たないのは何故なのでしょうか、どんなに良いシステムが出来ても運用するのは人間ですから、出し基の人間が悪用してしまったのではトレーサビリティの機能は皆無。
この事件でまた「DNA」対策が必要になり一般的な検査になりつつあり、ますます安全のコストが増加傾向になるといづれ消費者が負担することになる。
不正を止めていただくだけで、機能回復、コスト低減につながるので、次の事件が起きないよう危機意識をもって業務遂行していただきたい。
投稿者 yamacyan : 2007年07月29日 00:01

