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フード・マイレージ
フード・マイレージとは、英国の消費者運動家ティム・ラングが1994年から提唱している概念「Food Miles」で、生産地から食卓までの距離が短い食料を食べた方が輸送に伴う環境への負荷が少ないであろうという仮説を前提として考え出されたものです。
フード・マイレージは、食べ物が取れた生産地から食卓まで運ばれる距離と輸送量を乗じたものだ。その算出方法は次の通り。
「フード・マイレージ(t・km)=輸入相手国別の食料輸入量(t)×輸出国から日本までの輸送距離(km)」。
輸送距離とは算出の都合上、東京と各国の首都をつないだ直線距離になる。フード・マイレージは輸送に伴う環境負荷を示す指標として使うことが可能で、その数値が高いほど、環境に対してCO2の排出量で大きな負荷を与えていると推測される。
2000年の輸入食料のフード・マイレージは、日本が1人あたり4,000t・kmであるのに対して、韓国は3,200t・km、アメリカは500t・kmと大きな差がある。また、輸入相手国ではアメリカが約6割を占めている。
4000t・km、1人あたりの食料輸入量の約420kgで割ると、平均輸送距離は10,000km弱に、これは直線距離にして、ほぼ東京から米国シカゴまでの距離に相当する所から取り寄せて食べている事になり王侯貴族なみの贅沢さに相当する。日本はフード・マイレージが世界一高くこの原因は食糧自給率が低く海外から60%も輸入に依存しているからだ。、
フード・マイレージは重さと距離を数値化する事で、数値の低いものを選択すれば環境に貢献するしCO2の削減を計るのに解りやすくしてくれたものである。
考え方に共通性を持つものに日本の「地産地消」イタリアの「スローフード」などがあり、実践するとこの様なスタイルに近づくことになる。
単に数値が低い物を買っても結果的に産地の遠い所の物もある。例として中国の山東省から神戸まで1,737 キロメートルを船で運ぶ場合と、九州の熊本から神戸まで441 キロメートルをトラックで運ぶ場合とでは、CO2 排出量は船で中国山東省から神戸まで運ぶ方が少ないという試算もある。
これは輸送方法の違いによる結果が反映していて、飛行機がCO2排出が高く、次いでトラック、船舶、鉄道の順位となる。
また作る過程においても石油を消費するハウス栽培するとCO2を排出するので距離に関係なく環境に負荷をかける事になる。色々な事を想定し環境に優しい物作り、輸送方法を押し進めるのは地球温暖化防止のためにも世界的な課題である。
これから環境問題をさけて生活をする事が難しい時代に入り、資源も食料も乏しい日本に住むかぎり、一人一人ができる事を行動にうつす時かも知れない。
100gのCO2を1poco単位として、輸入品・国産品のフード・マイレージを視覚的に見せ、pocoの高い方から低い値を引いたpocoの差でCO2削減を表示する。70品目のリストから選んで見る事ができる。いかに日本人は輸送コストをかけている物を食べているのかが良く理解できる。
☆ mileageサンプルリスト-food-mileage.com
食品ごとのフード・マイレージを計數化したPDF資料、誰でも利用できる。
☆ 味の素グループ版「食品関連材料CO2 排出係数データベース」
投稿者 yamacyan : 2008年01月06日 00:43

