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栄養素の種類と役割
食品から摂取された栄養素は、消化・吸収によって体内に取り込み、分解や合成を経て成長や生活活動に必要な成分に変えていきます。
食べた食品が、血液や筋肉そして人間の細胞に作り変えられていく営みが栄養(代謝)といいます。
栄養素とは、生物が代謝する目的で外界から吸収する物質のことで、レモンに含まれるビタミンCやトマトのカロテンなどはそれぞれの食品に特有の栄養素にあたります。
体内における栄養素の3つの役割
1.エネルギー源になる
2.体の組織を作る
3.生理作用の調整
○ エネルギー源となる栄養素(3大栄養素)
<炭水化物>
炭水化物は糖質と難消化性繊維(食物繊維)の総称。
糖質は1グラムあたり4kcalのエネルギーを生み出します。
糖質には単糖類、二糖類、オリゴ糖、多糖類(デンプン、食物繊維など)などがあります。
<脂 質>
脂質は1グラムあたり9kcalのエネルギーを生み出します。
脂質には脂肪、リン脂質、コレステロールの3つがあります。
グリセロールという物質に飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸がくっついたものです。
脂肪酸のうち体内で合成できないリノール酸、αリノレン酸、アラキドン酸を必須脂肪酸と呼びます。
<タンパク質>
タンパク質は魚介、肉、卵、大豆などの主成分で、アミノ酸により構成されています。
アミノ酸は約20種類のうち8種類は体内で合成できないので必須アミノ酸と呼びます。
○ 体の組織を作る栄養素
<タンパク質>
タンパク質は1グラムあたり4kcalのエネルギーを生み出すパワーがありますが、平常時に
は細胞、ホルモン、酵素、遺伝子、免疫抗体などの成分として優先利用されています。
<ミネラル>
骨や歯の材料、生理作用の調節に不可欠なカルシウムなどです。
乳製品、海藻、小魚、野菜などに含まれています。
ミネラルはFe(鉄)、Ca(カルシウム)などと元素記号で表示される物質です。
<脂 質>
脂質はエネルギー源になるだけでなく、体の組織をつくります。
○ 生理作用の調整
<ビタミン>
ビタミンは水に溶けない脂溶性ビタミン、水溶性ビタミンに分かれ13種類が確認されています。
ビタミンは炭素、水素、酸素、窒素を含む有機化合物です。
※ R・ウイリアムズ博士(アメリカの生科学者)がこれらの栄養素を「命の鎖」なづけネックレスにたとえて、どこかに不足のものがあると切れやすくなるので、バランスよくとることが大切だと説いています。
<その他の食品因子>
食物繊維やポリフェノール、カロテノイドなど栄養素と似た働きをします。
抗酸化作用や免疫力アップの効果が期待されていますが、このような食品を非栄養素系食品因子とも呼ばれます。
投稿者 yamacyan : 2008年07月27日 03:30

