知恵袋

ここでは、食に関するさまざまな雑学をお届けします。

 今回はプルーン

プルーンバラ科
プルーンとは、すももの一種で、原産地はコーカサス地方。英語ですもものことを「プラム」と言い、乾果に適し、 肉質が締まり、果汁の少なく、甘みに富んでいる種類をプルーンと呼ぶ。プラムの一種で、市場では西洋スモモの総称となっている。コーカサス地方では、「命の果実」と呼ばれ、 欧米でも、「ミラクルフルーツ」といわれている。

プルーンの歴史は古く、ローマ帝国初期には栽培されていたらしい。日本への導入の歴史についてははっきりしていないが、明治時代の初期にヨーロッパやアメリカから伝わり、わが国のプルーン栽培が始まったとされている。

ドライプルーン
として輸入されることも多いが、生の旬は七〜九月。日本での栽培は、高温多湿で病虫害にかかりやすいので、栽培が容易ではないが、美容健康食として見直されてきており、長野県を中心に栽培されるようになってきた。
すももの仲間では、最高の品質をもち、品種も多く、シュガープルーン、サンプルーン、スタンレーなどがある。果皮の色は、黄色、紫紅色、青紫色と様々で、果肉は 黄みがかってかたく、甘みと酸味と芳香がある。糖度が高く、味も濃厚で、ミネラルを多く含む。

プルーンは、鉄分や食物繊維たっぷりの美容健康食として注目されている。貧血に有効な鉄分を多く含む。ビタミンA、B群、ナイアシン、カリウム、カルシウムなどのミネラルをバランス良く含み、体内の調整を保ちスムーズする働きがある。カリウムは、塩分を体外に運び出す大切な栄養素である。
最近の研究では、プルーンに多量に含まれている抗酸化物質(ビタミンE、ビタミンC、βカロテンなど)により体と脳の老化の進行を遅らせる働きがあることが分かってきている。
水溶性食物繊維やペクチン
を豊富に含み、便通促進に効き目があり、便秘解消にピッタリの果物。整腸や便秘予防にも利用されている。貧血、便秘の多い女性や、外食する機会が多い人に向いており、疲労回復、食欲増進にも効果があり、「健康食品」「美容食品」として人気が高い。


選ぶときは、乾果(ドライプルーン)は、製造年月日の新しいもので 粒がふっくらしているものを。生果は、色ツヤがよく、かたく引き締まり、 形のいいものが新鮮。主流は、乾果で、よく水洗いしてから利用する。ジュースやジャムにするとおいしい。甘みがあるのでお菓子に利用する時は、砂糖は少なめでもOK。そのほか、肉の煮込み料理に入れたり、ワインに漬け込みサラダや和え物などの料理にも。