知恵袋![]()
ここでは、食に関するさまざまな雑学をお届けします。
今回は、小松菜。
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小松菜/アカザ科
アブラナ科の1、2年生草、中国から伝来し、関東の特に東京小松川地方でカブから改良された漬菜の一種である。耐寒性が強く、寒中でもよく生育を続けるので冬菜ともいう。地方によっては、「正月菜」「もち菜」と呼ばれている。
晩秋から3月頃まで栽培される。ほうれん草とともに冬の緑色野菜として重要な役割を果たしている。
現在では、ハウス栽培などで1年中栽培されているが、晩夏から初秋に種まきをして、
秋から冬にかけて収穫する。 東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県で全国の収穫量の7割以上を占めている。12月に入り、軽い霜にあたると、葉肉が厚くなり、あくが抜けてやわらかくなり、
おいしさを増す。みずみずしく葉がきれいな緑色をしていて、小さいものほど、味がよい。
主な成分は、カロチン、カルシウム、ビタミンC。その他、ビタミンA、ビタミンB1、リン、鉄分、食物繊維など多くの栄養を含んでいる。
小松菜は緑黄色野菜の代表で、栄養的な特徴は、カルシウムが非常に多く、ほうれん草の5倍も含んでいる。このカルシウムは、小松菜100gで1日の必要量
の1/2近く取れる。カルシウムは、骨や歯を育て、ストレスを和らげるなどの働きがある。また小松菜は、β‐カロチン(体内でビタミンA効力)1日の所要量を、ビタミンCは75%は摂れるという含有量。β‐カロチンは、皮膚や粘膜を丈夫にし、免疫機能を維持し粘膜の癌を抑制する。更にビタミンEと組み合わせれば、癌に対する抑制力も高める。また、風邪症候群やインフルエンザなどにも有効であるビタミンCを多量に含んでいる。
貧血、虚弱体質、風邪、肌荒れ、骨粗しょう症、動脈硬化、便秘、癌などに効果的。
小松菜は、ほうれん草に比べて日持ちが悪いため、購入した日のうちに使い切るのが理想。保存する場合は、根元を、水で湿らせたキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するか、固めに茹でて冷凍保存すると良い。
買う時は、葉っぱの緑色が濃く、小振りで小さい葉っぱの物を選ぶ。葉が黄ばんでいるものや、しおれているものは、ビタミンCの破壊が進んでいるので絶対に買わないこと。
名前の由来
東京の小松川地区の原産地であることから、 江戸時代に将軍、綱吉が命名したといわれている。小松菜と命名される前は、冬菜、雪菜、ウグイス菜、葛西菜などと呼ばれていた。