知恵袋![]()
ここでは、食に関するさまざまな雑学をお届けします。
今回は、ニベ。
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ニベ/スズキ目ニベ科
ニベ科の魚は暖海域に70属約270種が分布しており、日本には約17種が生息している。
ニベ科は頭部に大きな耳石を持っているのが特徴。また、鰾(うきぶくろ)がよく発達しているのも特徴の一つ。
耳石を持っていることから「イシモチ」、鰾から出す「グウグウ」という音が愚痴を言っているように聞こえることから「グチ」などと呼ばれることも多いが、同じニベ科の仲間に「イシモチ」という名前の魚がいたり、一般的に「グチ」と呼ばれているのは「シログチ」であったりと、呼び名は混同されがちである。
ニベ科のほかにも耳石を持っている魚は「イシモチ」と呼ばれることが多い。
耳石というのは、炭酸カルシウムで出来た白い小石のような塊(1〜2cm)で、平衡感覚や水流の変化を捉えるセンサーのような役割をしている、
鰾は浮上したり潜ったりするのを助ける。また、鰾を使って水中で音を出すことによってコミュニケーションをとっているとされている。ニベ科以外にも水中で音を出す魚は多い。
東北以南から東シナ海の砂泥底に生息。
体色は背側が暗青色で腹側は銀白色。体側に斜めに走る黒い斑紋がある。上顎と下顎の長さは同じで丸みがあり、体長は50cmから90センチ程度。
旬は冬。寒くなると脂がのって美味しくなる。
ニベ科の種類
コイチ
体色がニベよりもやや暗く、腹側が黄色みを帯びている。下顎よりも上顎が前に出ている。
オオニベ
体長が1.5m以上もなる。背側が灰褐色で腹側は銀白色。美味。
シログチ
全体的に銀白色に輝いている。口の中も白い。エラぶたに大きな黒い斑紋が一つある。体長は40cmくらいで、漁獲量は比較的多い。旬は夏。
クログチ
シログチと対照的に、全体的に灰黒色で口の中も黒い。
キグチ
全体的に黄金色。同じニベ科のフウセイとよく似ている。見分け方としてはキグチのほうが下顎が長い。中華料理でよく利用される。
白身で柔らかく、脂肪が少ないのでさっぱりとしている。少しクセのある匂いがするが、新鮮なものは鯛の刺身の代用品にもなるほど美味。
煮魚、塩焼、ムニエル、唐揚など。
すり身にすると粘りが出るので、蒲鉾の原料に利用される。