知恵袋

ここでは、食に関するさまざまな雑学をお届けします。

 今回はシャコ。

蝦蛄/シャコ科

「蝦」はエビのこと。「蛄」は体の硬い虫を意味する。エビやカニと同じ甲殻類の一種。
「シャク」「シャッパ」「ガサエビ」などとも呼ばれている。


北海道以南の沿岸、内湾の砂泥底に巣穴を掘って生息。東京湾や瀬戸内海が有名。
最近では北海道産のものも流通するようになった。


体長は15cmくらい。体長が30cmを越える「尻太蝦蛄」という種もいる。扁平で頭部に蟷螂の鎌のような捕脚が一対、胸部に歩脚が3対と遊泳脚があり、全体的にトゲがある。尾節にも鋭いトゲをもつ。
体色は種類によっていろいろあるが、主に灰褐色の殻で、茹でると石楠花のような赤紫になる。

通年出回っているが、特に春と秋が美味といわれている。
産卵前の時期には朱色の卵を持っており、この卵は「カツブシ」といって珍重されている。そのため卵を持っているメスは高値で取引される。


シャコは水揚げするとすぐに死んで味が落ちてしまうので、水揚げしたらすぐに茹でる。冷めたらハサミを使って殻をむく。

赤紫に彩られた白身はプリプリとした食感と独特の甘みがある。
江戸前寿司では欠かせない素材の一つとなっている。
鮨だね、塩茹で、揚げ物、和え物、など。

ビタミンB1、B2、B12、ビタミンE、タウリン、タンパク質、ミネラルなどが豊富に含まれている。