知恵袋![]()
ここでは、食に関するさまざまな雑学をお届けします。
今回は、アーティチョーク。
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アーティチョーク/キク科
和名を「朝鮮薊」というようにアザミによく似ているハーブの一種。蕾の部分を食用とする。
西洋野菜として欧米では一般的だが、日本ではまだ馴染みが薄い。それでも最近ではレストランやデパートなどでも見かけるようになってきた。
地中海沿岸が原産の多年草。
もとは西洋の野生アザミで、ローマ時代以降に品種改良されてきた。
草丈は1〜2mにまで成長し、葉の長さは50cm以上にもなる。葉には鋭いトゲがある。蕾は8〜15cmほどの大きさになり、中心部にある柔らかいガク(「アーティチョーク・ハート」と呼ばれる)と花托の部分を食用にする。
蕾を食用とするため開花前に収穫されてしまうが、晩秋には美しい紫色の花を咲かせる。
日本へは江戸時代中期にオランダから渡来した。栽培も試みられたが、気候が合わず定着はしなかった。現在では、ごく一部の地域や庭先などで栽培されている。
アーティチョークは、肝機能を高める成分であるシナリン(サイナリン)が多く含まれている。肝臓、腎臓の働きを助け、疾患予防、血中コレステロールの上昇抑制、消化促進、利尿、食欲増進などの効果があるといわれている。
食べ方は、収穫した蕾の部分を茹でて苞片を剥してアーティチョークと呼ばれる基部の肉質の部分を、ドレッシングなどをかけて歯で扱くようにして食べる。花托部分も切り分けて食べる。
デンプン質なため、食感はジャガイモや豆、ユリネなどのようにホクホクとしている。ほんのりとした苦味が特徴。食べづらいがクセになる美味しさだといわれている。
デパートなどでは、アーティチョークの部分だけをオイルやビネガー漬けにしたものが瓶詰めになって売られている。
塩茹でにしてそのまま食べたり、煮物や炒め物、揚げ物、蒸し物、サラダなどいろいろな料理に利用できる。また、葉を乾燥させてハーブティーとしても利用できる。