ビタミンKとビタミンU

キャベツは、身体に良いビタミンの宝庫。

[ビタミンC]---キャベツの葉2枚=ビタミンC 44mg(レモン2/3個分)

[ビタミンK]
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野菜の中でNo.1 の含有量(800ug/100g)

「ビタミンK」 ビタミンKが足りないと、出血した時に血液が凝固しにくい。血を止める為の止血ビタミンとも言われる。さらに、ビタミンKが骨作りにも重要な鍵を握っている。
特に、生後2週間までの乳児はビタミンKを体内で生成出来ない為、母親がビタミンKを摂り、母乳で補給してあげることが大切。

「ビタミンU」 さらに、キャベツには現代人に欠かすことのできないビタミンUが含まれている。ビタミンUは緑黄色野菜には少なく、キャベツの仲間であるアブラナ科野菜に豊富に含まれているビタミン。

ビタミンUは、1940年代後半、アメリカでキャベツから発見された。

ビタミンUは正確には、ビタミンではなくビタミン様物質

ビタミン
  1. ヒトの生命維持、成長、生殖などに必須の栄養素
  2. 微量で働く
  3. 体内で生成できない
  4. 有機物である
この4つの条件を満たしたものをいう。
ビタミンUは、この1を満たしていない。つまり、あれば良いけどなくても生命維持はできる物質だということ。

ビタミンUの働き
ビタミンUは、胃腸薬にも配合されている。

ビタミンUは
胃壁表面の粘液を増やす
食べ物などの障害物が入ってきて粘液がはがれても、胃壁に直接当たらないので胃を守ることになる。

胃潰瘍など、潰瘍部分の修復を促進する
細胞分裂やタンパク合成を促進する作用があり、消化管粘膜の修復保護に働く。

肝機能アップ
ビタミンUは、肝臓の働きを活発にし、新陳代謝を促すことで、肝機能をアップさせてくれる。

肝臓に脂肪がつくのを防ぐ

抗酸化物質
活性酸素を除去してくれる抗酸化性を持つ。(活性酸素:体内で増え過ぎると、ガン、動脈硬化など様々な成人病の原因となる)

キャベツのビタミンUは、飲酒前に摂ると効果的!

キャベツは消化を促進してくれるわけではない。
ビタミンUは、胃腸薬として使われているのでキャベツは消化を促進してくれると思っている人もいるが、その働きは持っていない。
消化促進のためには、胃散の分泌を促進することが必要だが、研究の結果、ビタミンUには、胃散分泌を促す働きがなく、逆に胃散を抑えることが分かっている。
また、キャベツは食物繊維が含まれているので比較的消化は良くない。
だから、良く噛んで食べる方が消化も良く、またビタミンUも摂れることとなる。


キャベツの仲間
キャベツの仲間にブロッコリーがある。
「ブロッコリーの効用」 ブロッコリーにはイソチオシアネート系の物質、サルフォラフェンを豊富に含んでいる。
イソチオシアネートにも色々あり、その中のサルフォラフェンやキャベツに含まれるフェニルイソチオシアネートにガン予防効果があることが今のところ分かっている。ちなみに、イソチオシアネートは全体で数十種類以上あるといわれている。
ブロッコリーの芽に含まれているサルフォラフェンの濃度は、同量のブロッコリーの20〜50倍もあるといわれている。

 また、「青汁」の原料であるケールも、キャベツの仲間。、ケールは、βカロチン、ビタミンC、B1、B2、カルシウムなどが豊富で、健康に良いものとして飲まれている。
実はケールは、キャベツの原種により近いもの。
 皆さんも飲んでみては?


キャベツの選び方
[選び方]

良いキャベツの選び方は、季節によって違う。

春キャベツ
巻のゆるいものが多いので、軽くても美味しいものが多い。
春は新鮮さが命! だから、重さよりは後ろの切り口を見て、新しいものを選ぶのがポイント。

夏秋冬キャベツ
新鮮なのはもちろんだが、巻のしっかりしているもの=ずっしりと重いもので色が濃いものを選ぶ。

[保存法]

なるべく空気に触れない方が良いので、ラップで包み冷蔵庫に入れる。夏場で3〜5日、冬場で1週間は持つ。
切り口の真ん中が盛り上がってきたら、食べられる限界。

保存するなら丸ごとがベスト。
カットして小さくなればなるほど、キャベツの呼吸量が上がるので傷みも早い。

*ちなみにキャベツのビタミンCは、比較的貯蔵に耐える。
例えば、ほうれん草のビタミンCは、夏の常温では1〜2日で収穫時の半分になってしまうが、キャベツのビタミンCは安定していて減少の速度が遅い。温度20度で8日間保存した場合でも、90%程度のビタミンCが残る。

 身体に良い野菜「キャベツ」を、もう一度見直してみよう!



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